Dear My Friend.

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当店では今年で3シーズン目を迎えることになった Blundstone のサイドゴアブーツたち。
この時期にきて急に手に取ってもらうことが増え、購入される人も徐々に増えてきた。

 

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こいつに関しては、『どうやって合わせますか?』 という質問は、ややナンセンスに聞こえる。
なぜなら、スタイルよりも機能性、実用性の方が先にくるアイテムであり、ファッションアイテムではない 『ツール』 という意味合いが強いからだ。

よく言われる 『ツール』 というものの意味としては、『お洒落を一義的な目的としたプロダクトではなく、別のある任務を帯びた道具である』 ということだ。
これをファッションのフィールドに取り入れて愛でることが楽しいわけである。

『ツール』 のアイテムに関しては、自らはそこから動かず、手を伸ばして自らのスタイルに取り込むというスタイルで接するということが大切になってくる。

デザインされたファッションアイテムは、デザインが君を呼ぶ。
逆にツールアイテムに関しては、君の方からそれを呼ぶ必要がある。

具体的なスタイリングが恰好良いわけではなく、そのアイテムが彼の生活の中で機能し、ついでにファッション的な役割も果たしてしまった時にはじめて、そのアイテムは他に比べるものがない種類の輝きを放つのである。

 

streetfsn by Nam

 

ある人は街を歩きまわる機会が多く、疲れにくいブーツを必要として履いた。

ある人は雪の多い地域に住み、ゴム製のレインブーツよりも見栄えが好く蒸れにくいという理由でこれを履いた。

ある人は休日のたびに小さなお子さんと公園で遊ぶために、汚れに強くてフットワークもよいという理由でこれを履いた。

 

下の2枚の写真は、実際に一昨年に購入されたお客さんが、『履きまくっている』 ということだったので、写真に撮って送ってくださいとお願いしていただいたものである。
ライフワークとして写真を撮っているということを以前から聞いていたので、ちょっと本気でお願いしてみたら、先日送っていただけた。

 

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彼の場合は、常日頃カメラを抱えてアクティブに動きまわるために、このブーツの勝手の好さが不可欠になっていき、相棒として日々を共に過ごしたというわけである。

経年変化、エイジング。
汚ければ恰好よい、ボロくなっているから味がある、そういうことではない。
それはそういう状態になったそのもの自体に価値があるのではなく、その裏にある、そうなるまで使い込んだ愛着に対する敬意、そうなるまで長く使うことへの憧れや羨望、そういうものが魅力の本質である。

デニムにしても、リアルのミリタリーやワークアイテムに関してもまったく同じことが言えるであろう。

 

というわけで、ブランドストーン。
これは恰好いいのか?ダサイのか? と戸惑いながら、なんとなく惹かれていた人に多少のヒントになることを祈ろう。

友へ、店主より

 

・ ・ ・ ・ ・

 

この履きこんだブランドストーンの写真、そうやって履いている人のなんとなくの生活感と愛着が感じられる写真でいいでしょう?

彼、三好さんがどういう写真を撮っているかと気になった写真好き、カメラ好き、まは本当のプロの人のために、彼の記録ブログへのアクセスの許可を取っておきましたので、ご覧になってみてください。
遊びにせよ本気にせよ、写真を撮っている人には何かしらの刺激になるのではないかと思います。
本人はまだ人に見せるには、、と思ったそうですが、でもその先を見ているようで、自分に緊張を強いる方に意味がありそうだということでした。

http://firewaltz120.blogspot.jp/p/blog-page.html?m=0

三好さん、ご協力ありがとう!

 

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“Dear My Friend.” への2件のフィードバック

  1. こちらこそご紹介頂いてありがとうございます。
    このページ、自分のFBでシェアさせてもらいます。

    ブログ、できるだけ早いスピードで更新できるように心がけてますので、また暇がある時にでも覗いてください。

    ではまた、お店で!

  2. ありがとうございます、
    写真の方、ちょくちょくのぞきますよ!
    (Fuzz 松崎)

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