Arrow Footwear – Plain Toe Derby Shoes.

190805p

久しぶりの入荷となりました、Arrow Footwear の新作です。
当初の予定より1年近く遅れ、ようやく届いたのは、流行に左右されないので遅れても大丈夫モデル、カーフのプレーントゥ。
ブラックとブラウンの2色の展開となります。

 

190805f

● Arrow Footwear
1890年、イギリス・ノーザンプトンで創業したシューメーカー White & Co によるブランドです。
“Arrow Footwear” は同社が第2次大戦時にイギリス国防省のコントラクターとして軍用ブーツを供給していたという経緯から、当時の木型とデザインを用いて展開するコレクションとなります。
ミリタリーのオフィサーシューズならではのテイストを、イギリス伝統のグッドイヤー製法による質実剛健なつくりで本格的に再興している稀有なブランドです。

 

190805a

軍靴のサプライヤーとしての経緯を持つメーカーの、カジュアル向けオリジナルラインです。
立ち位置としては SANDERS のミリタリーコレクションのセクションとほぼ同じで、オフィサーシューズをメインとして、ミリタリーのドレスシューズを再現して好きに履こうというものです。
きちっとしたブリティッシュなつくりでありながら、バリバリのドレスシューズではなく、ミリタリーであることが気を楽にしてくれ、ラフな格好にも取り入れていただけます。
木型の特徴が大きいですが、SANDERS はよりスマートな路線、Arrow Footwear の方はよりオールド・クラシック、やや硬派なカジュアル路線です。

高級でスマートなドレスシューズでは少し堅い、気構えてしまう、しかしワークブーツだと少し崩れすぎてしまう、というスタイル層は多いと思いますが、そういう部分を埋めてくれる、実は非常に助かるカテゴリにある革靴なのではないかと思います。

 

190805i

今回、カーフでプレーントゥのモデルにダイナイトソールという組み合わせで発注しています。
これ以上ないシンプル・オーソドックスなものですが、その背景があるからこそ生まれる、絶妙なユニフォーム感というようなものが感じ取れます。

スマートなドレス靴よりゴテッとしていて、無骨ではありますが、Tricker’s などのカントリーシューズまではいかない、というバランスです。

 

190805e

コバの張り出し方も、普通よりがっちりしていますが、ごつすぎない、いい塩梅です。
細かい部分ですが、ごくシンプルなものである以上、こういう小さな性質が全体の印象に大きく左右します。

 

190805d

190805m

カーフのレザーも非常に好感の持てる、いいものが使われています。
店頭でも Arrow Footwear のご案内をする時は常に言っていますが、資材のクオリティではもう一つ、二つ上の階層のメーカーと比べて遜色しないでしょう。

はっきり遜色があるのは、広告などのPR(=知名度)と副資材(外箱など)です。
外箱はブランドロゴの無い普通のダンボールですので、コストカットの代償が露骨に見られるのですが、内容と価格の釣り合いを見たときに、『ここか』 と好意的に受け止めていかなくてはなりません。

 

190805n

アウトソールは SANDERS も使っているイギリスの ITSHIDE社製 Commandoソール。

Arrow Footwear のプロダクトは、知名度より内容の充実に力を注いだ良品であるとはっきり言っていいでしょう。
本格的なイギリス靴が初めてという人に自信を持っておすすめしますが、同時にある程度いろいろと穿いてきたという玄人の人にも是非注目していただきたいブランドです。
『いい靴いくつか持ってるけど、実際履くのはこのくらいがいいんだよね』 という声も多くいただきます。『いい靴』 というのは、やはり着こなしトータルである程度の緊張感を強いてくるということもありますので、使い分けという部分でも、という意味合いです。

 

190805o

ブラック中心が続いていた中、ダークブラウンは久しぶりな感じですが、これはこれでいいですね。こちら、あまり暗くないダークブラウンです。

Arrow Footwear – Plain Toe Derby Shoes
col : Black / Dk.Brown
size : 5H / 6 / 6H / 7 / 7H / 8
price : 43,800 (+tax)

 

LINEで送る