Newlyn Fisherman’s Smock、イギリスのマリン・スモックです。
どちらかというと、飛び道具、でしょうか・・・、クラシックなツール的アイテムをファッションに、ダメなら本当にツールとして、いかがでしょう。
●Newlyn Fisherman’s Smock
1979年、イギリスの Newlyn 地方で操業。主に漁師のためのワークウェアを手がけるファクトリーです。クラシックなスタイルのスモックは、海の仕事だけでなく、ガーデニングや日曜大工など、さまざまな用途で使われています。
ということで、ヨーロッパでは普遍的なスタイルである、フィッシャーマン・スモックです。本来は海軍の作業着がルーツという説もありますが(たしかに素材的にミリタリーな風情です)、フィッシャーマンのイメージの方が強いような気がします。
古着などでもよく見かけるタイプの、ある筋ではポピュラーなもので、胸に切れ込みの入った丸かぶりのシャツというかジャケットというかです。
ポケットは両サイドの真横に付いています。袖付けはきわめて無造作で、アームにもゆったり余裕がとられています。
ボーダーや派手めのカラーのTシャツの上から羽織ると胸元にいい感じでアクセントになるでしょうし、普通にシャツを着てしまうのもよいかもしれません。着こなしにルールはありませんので、正解もありません。ファッションにおいて、ツール系アイテムは別名、腕のみせどころアイテムとも言えるかもしれません。
また、ファッション的アプローチの方は遠慮して、リアル・ツールとして、エプロンのような感覚で、汚れ避けとして使うこともイメージできるかと思います。
ガーデニング、畑仕事、それからバーベキューの時などにかぶってしまうのもなかなかではないでしょうか。
Newlyn Fisherman’s Smock – Cotton Smock
col : Navy
size : S / M / L
price : 6,900 (+tax)
いずれにせよ、この場合、イギリスのクラシックなアイテムであることが重要で、それが野暮ったいというのが、せっかくなんだからそれがいいんだよ、となって、よしよし何かで身に着けてやろう、という気にさせられてしまうのは、おそらくこの辺をウロウロするファッション・ゴロツキたちには共通する感覚ではないかと踏んでいます。