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こんにちは、Fuzz 松崎です。
冬のどまんなか、事前の暖冬という予報を裏切って寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今週あたりは寒波が到来するようで、すっかり真冬という季節ですが、そうなるとお店としては次のシーズンのスタートに取りかからなくてはなりません。

ぼちぼちと新作が届きはじめ、なんだかんだの書類仕事など片付けつつ、そろそろ Fuzz も重い腰をあげようかなと考えているところです。
それまでにムダ話でも一席、と思っていたのですが、これといった話題も見つけられずにずるずると時間が過ぎてしまい、今日に至っております。

 

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何の話をしようかと考えて思いついたのが、Montmorency シャツのリマインド。そういえば慌しく過ぎたこの秋冬シーズンは、改めてのおすすめだったり、常連さんに着用モデルをしてもらってのアピールだったりがほとんどできず、嵐のような新作紹介ブログの連続だったように思います。

Montmorency のシャツについては入荷時にしっかり書いてはいるのですが、かわいい我が子ですし、入荷数も他のセレクト品とはケタが違うので、嫌われない程度のしつこさで、ちょくちょくプッシュしていきたいと思います。

 

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当然、僕は2色とも手に入れて、それなりの期間を過ごしました。秋からここまで着てきて、今、一番に感じているのは、『やっぱり冬は起毛生地のシャツだよなぁ』 という、ものすごく単純なことだったりします。
やはりこうしっかり寒くなると、どうしてもフランネルのシャツに手が伸びます。

ネルシャツといっても、アメカジルーツのそれのようなはっきり厚地のキメの荒い生地ではありませんので、重ね着で膨らみ過ぎてしまうということはなく、ニットやジャケットと合わせて着られる肉厚感であることがポイントです。
生地選びで強く意識したのは、まず大きく言って、お店に並んでいるニット群、ジャケット群とうまく調和することだったので、色柄はもちろん、ボリューム感にも気をつけたのでした。

寒さが本格的になると、表面起毛による物理的な厚さ、重ね着した際の着用感のやわらかさ、という2つの要因によって、ブロードやオックスなどの他の生地を差し置いて、どうしても着替えの際に掴んでしまうことになるのです。

 

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しかしまたそれにしても、年齢を重ねるにつけ、どうしてこう寒がり体質が進んでいくのかというようなじじくさい話を、同じような年代のお客さんとすることが増えました。
自分はいつからこんなに寒がりになったのだろうか、そして、かつてこんなにも寒さを恐れただろうか、などなど。

 

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そんなこんな、年齢を重ねることで起こるさまざまな変化について、妙齢のお客さんたちと話す機会が増えているのですが、それで思うのは、ああ、30代の後半くらいから、40代にさしかかってきた頃というのは、身体的にも、精神的にも、いろいろと変化が多いなということです。

そして翻って考えると、成人したくらいのころから、このここでいう妙齢になるくらいまでの10数年間という期間は、劇的な変化に乏しい期間ではないかとも思えます。生まれてから少年時代、そこからの青年時代まで、ここの期間での10数年間といったら、どこを取り出しても、非常に大きな変化が分かりやすくあるのに対し、24歳と34歳の違いといったら。

 

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34歳の彼は言うでしょう、『いやあ、自分もおっさんですから』 と。たしかに、少し肉がついてきたようです。しかしこころの中で思っているのは、日頃の不摂生によって単になまっているだけだと、まあちょっとその気になればすぐに戻せますからと。

実際にそれをするかは別として、それはそのとおりなはずです。しかし、それがその後数年経ち、あるところで、『もう戻せません』 となります。さらに言うと、戻せないからしません、ではなく、戻せないけど努力をしてみようと思います。いえ、戻す努力というより、これからの健康を考えると何もしないわけにはいかないではないですか。

この変化がひとつの一線ではないでしょうか。この一線が、青年と中年とを分かつ境界線であると思われます。
おもしろいのは、その一線というのは、超えてみるまでそういう線があるということを知らないということ。そして、その線を越えてはじめて、自分の身に起こった変化に気が付き、また変化が少なかった、あるいは思ったようにできなかった期間に思いを馳せたりするのではないでしょうか。

 

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ムダ話が本題ということで、全力をふりしぼっての脱線をしてみました。
必要ないかもしれませんが、話を元にもどしましょう。

シャツとしての大きな特徴は、小さめのレギュラーカラー、そして、レギュラーカラーなのに胸ポケットが付いている、というところでしょうか。
襟の高さを少し低くして緊張感をやわらげ、襟先を短くすることで、シャープでさっぱりした印象になることを狙いました。

また、印象はシャープでも、シルエットはミディアムで、逆にタイトにならないよう気をつけました。肩幅も標準的な範囲でなるべく広くなるように設定し、多少肩が落ちることがあっても、着苦しくなることは避けたいという考え方です。
やはり窮屈な思いをしてしまうと手が伸びなくなってしまいますし、逆に着心地が快適ならば、自然と着る頻度も増えるというものでしょう。

 

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ということで、着やすさ、合わせやすさ、扱いやすさ、バランス好く備えたいいシャツになっていると思います。
まだまだ続く寒い冬に、Montmorency のシャツがおすすめです。

 

Montmorency – Basic Shirt *Brushed Twill
col : Grey Check / Brown Check
size : 2 / 3 / 4
price : 15,000 (+tax)

 

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