New Arrivals.

Yarmo のダスターコートが入荷しました。
昨年も発注はあったのですが、生産遅れがあって入荷が無かったため、久しぶりの登場となりました。

 

ダスターコートとは、名前が表す通り 『埃除けのコート』 ということで、ワークコートの仲間です。言ったらエプロンのような目的で、身体を着ている服ごとすっぽり覆って、塵や埃から身を守るというもの。アトリエコートなどと遠からずなのだと思います。

そんなダスターコートを、信頼できるしっかりしたファブリックを用いて、ファッションアイテムとしてアレンジしたものがこのコートです。
ヨーロピアンの伝統的なワークウェアの体裁をとりながら、実はシルエットや雰囲気は絶妙にイマドキで、非常に着やすくて使いやすいと、数シーズン来、高い評価を得ています。
Yarmo では、何年か前に登場して以来、定番モデルとして定着して、毎シーズン違ったファブリックで展開されています。

 

今シーズンは、既にドライバーズジャケットで登場している Brisbane Moss の厚地ツイルです。
先日もお話ししていますが、どっしりしていてほんのりと起毛感があり、本当にいい生地です。

 

身まわりがはっきりとルーズになっており、ドロップショルダー、ハーフコート丈、肩の傾斜が少し急になっていて、着てみると後襟が切り立って、なんとなく丸みのあるシルエットをつくるのがいい感じなのです。

 

コットンの一重(一枚)仕立てということで、丸洗いも問題ありません。ガシガシ着こんで、エイジングした時には、また別の味わいがあると思います。イマドキでありつつも、そういう路線に入ればそういう魅力が浮き上がってくるところが、Yarmo アイテムの素晴らしいところではないでしょうか。是非、自由な解釈で自分なりに着こなしていただけたらと思います。

 

Yarmo – Duster Coat
col : Khaki
size : 38 / 40 / 42
price : 29,700 (税込)

 

Universal Works. からは新作パンツが入荷しています。
まずは初めてとなるスウェットパンツです。

 

けっこうボリューム感のあるルーズシルエットで、スウェットパンツとしては珍しいのかもしれません。股上がかなり深く、腰まわり、尻、股まわりがかなりルーズになっていて、サルエルなどのように、あえて少し股をもたつかせて穿くような感じです。

 

生地は裏毛(裏パイル編み)の中厚スウェット地。質感としては、柔らかい伸縮系です。

開脚しやすい股合わせのパターンになっていて、動きやすさを確保。それはやっぱり楽ちんパンツの最前列です。

 

通常32インチの僕でも 30のサイズを穿いており、全然余裕です。
おまえ痩せたのかと思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。むしろ基準となるリーバイスの32は、ファウルぎりぎり、ようやく穿けるという具合です。

 

Universal Works – K Track Pant *Dry Handle Loopback
col : Deep Blue / Forest Green
size : 28 / 30 / 32 / 34
price : 16,500 (税込)

 

そしてもう一型、こちらも初登場モデルとなります、MW Deck Pant というウール系パンツです。

 

ミリタリーワークで、セーラーパンツ。シンプルですが、実はヨーロッパ的薫りが濃いのがこういったタイプのアイテムです。
デザインやカラーがシンプルな分だけ、微妙なニュアンスが滲みやすいということでしょう。

 

厳密にセーラーパンツと言えば、ストレートシルエットが一般的なのかもしれませんが、そこはアレンジが利いてテーパード型になっており、さらにウエストがゴムとコードでベルトレスで穿くイージーパンツ仕様になっています。

ファブリックは、クラシックなウールサージの態で、この表情質感がマリンを連想させるために大切なポイントです。
ファブリックネームは Wool Twill となっていますので、厳密にはサージではなくツイル、そして、ポリエステルとウールの半々混紡の生地となっており、分からないレベルのアレンジが入っています。

 

ポリエステルが入っていますが、生地はしっかり上質です。綾目がきっちり立ち、よく詰まった織りで、厚地まではいかずとも、どっしりとした質感です。
ウール100%の方がよりクラシカルであるかもしれませんが、ポリエステルによって生地そのもののタフさが増し、反して軽くなり、ハンドリングも容易になります。特にパンツにおいては、コットンでもウールでも、ポリエステルが絡んでくるのは、僕としては意外と好意的です。

 

裾をつまんでダーツをとって絞っています。Universal Works 得意のディテールです。

 

こちらは32のサイズを穿いてみました。
中くらいの太さで、ゆったりとテーパードがかかっているという具合です。

腿裏の裏地は付いていませんので、シーズン初めはウールがチクチクしますが、穿きはじめるとほどなく慣れてしまいます。敏感肌の方はご注意ください。

 

Universal Works – MW Deck Pant *Wool Twill
col : Navy
size : 30 / 32 / 34
price : 24,200 (税込)

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
03-6273-1172
Open 13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休
Family : FENEST Belle

 

Martin Faizey – M.F.SADDLERY.

Martin Faizey のサドルレザーのベルト “M.F.SADDLERY” が入荷しました。
Fuzz では定番として継続展開しているおなじみのベルトです。

 

いつもの Fuzz 公式説明文です。

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乗馬などの馬具全般に使われる頑丈なサドルレザーによるシンプルなベルトです。シンプルかつベーシックなアイテムとなりますが、イングリッシュ・レザークラフトのアイテムということが重要で、やはり薫りは漂います。しっかりした存在感がありますので、慣れてしまうと安心感となり、無いと心細いくらいになると思います。

使い始めはかなりの硬さを感じますが、使いこむうちに柔らかくなってきて、自分のものになっていきます。そうそう壊れることはありませんので、とりあえず1本、必要なら色違いで2本、持っておくとたいへん安心です。

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ずいぶん長い付き合いとなりますが、その間、仕様やプライスも不変です。イギリスの生産現場もなかなかの苦境ということなので、これは貴重であり、たいしたことであります。

とりあえず何かよさそうなベルトを、、という人には一番におすすめ。1本、あるいは色違いで2本、持っておくと安心の間違いないベルトです。

 

Martin Faizey – M. F. SADDLERY
col : Black / Dk.Brown / Tan
size : 30 / 32 / 34 / 36
price : 11,000 (+tax)

 

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サッカーのアジア予選は、この後は久しぶりにヒリヒリする展開になりそうで、歓迎してはいけませんが別の意味で楽しみですね。野球もシーズン終盤、プレーオフが間近であり、来週にはドラフトもありで、最も盛り上がる時期に入ってきました。

みなさんが気にされているドラフトですが、新宿ファズ・ヘッドスライディングスは、ドラフト1位を右本格派の高校生に決定しました。2位では同じチームでバッテリーを組む捕手を、3位では会場がアッと驚く隠し玉を指名する予定です。今年はちょうど定休日に当たりますので、オーナーの私も会場に詰めようと思っています。

いやいや、そんなことより服飾の秋。新作入荷も盛り上がる時期なので、我々はしっかり服でテンションを上げましょう。
僕も展示会シーズンがぼちぼち落ち着くので、何か今シーズンの服を買って、映画館や美術館に足を向けようと思っています。

 

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Fuzz
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月曜定休
Family : FENEST Belle

 

TOSS – Scotty.

TOSS の新作スニーカーをご紹介します。
世間では浸透しつつある厚底のスニーカー、Fuzz では新鮮に感じます。

 

まずは商品説明です。

レザー×ナイロンメッシュの厚底タイプのスニーカーです。
スエードレザーには撥水加工が施され、ナイロン部分は水に強く、最高レベルの引き裂き強度を誇るコーデュラナイロンを使用しています。

インソールにはクッション性と温度調節機能を備えた OUTLAST(アウトラスト)が使用され、快適な履き心地を提供。アウトソールは、『氷の上でも滑らない』 が謳い文句のVIBRAM メガグリップを装備しています。

シューレースは留め具を使う仕様になっていますが、留め具を取り外して、普通に縛っても問題ありません。また、ブラック単色のシューレースが付属します。

厚みのあるアウトソールによってそれなりのボリューム感はございますが、アッパーはすっきりとしたフォルムとなっており、履いてみると思いのほか主張は控えめ。コーディネイト的な使いやすさも大きな魅力となっています。
しっかりしたクッションとフィット感、そしてグリップ力とタフネスを備え、長時間の着用や歩行も安心で、日々の相棒に相応しいスニーカーではないでしょうか。

 

どちらの色も、単色ブラックのシューレースがスペアで付属します。より落ち着いた見え方をするので、お好みで付け替えるのもいいと思います。

 

いわばハイテク系というものでしょう。ウォーキングシューズやアウトドアシューズの感もありつつ、でもトータルではシティな雰囲気。しっかり機能を見つめてこだわるとこうなるのかぁ、と思わされました。

僕個人はローテク指向なのですが、だからなのか、履いてみてすごく説得力を感じました。歩きやすさ、疲れなさ、快適さ、いやぁ、こういうこと大事だよなぁと自然と思わされ、それがあることによって、デザインは機能美として捉えられ、そうかそうか、これは格好いいなと、そういうふうにひとりで説得された感じでした。

デザイン的にボリューム感のあるスニーカーを求めるみなさん、ロングウォーカーとして機能を求めるみなさん、そしてただ興味あるぜというみなさん、是非お試しになってみてください!

 

TOSS – Scotty
col : Black / Khaki
size : 41 / 42 / 43
price : 25,300 (税込)

 

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Fuzz
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SAINT JAMES – OUESSANT.

遅くなりました、SAINT JAMES のウェッソン、2021秋冬です。
定番新色合わせ、無地の5色を新たに入荷しました。

 

おなじみとなります、説明文です。

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OUESSANT (ウェッソン)は、SAINT JAMES の定番バスクシャツです。
バスクシャツとは、漁師や海兵隊など海の上での仕事に従事する人々がある種のユニフォームとして古くから愛した伝統的なアイテムです。洗ってくたびれても味のある肉厚のコットン地、バスクシャツの象徴であるボートネックに、9分丈くらいの袖。大昔から今に至るまで、質感やかたちをほとんど変えずに多くの人々に愛用されています。

ファッションアイテムとしての楽しみも幅広く、用意された豊富なカラーバリエーションも手伝って、本当にさまざまな着こなしが、年齢性別を問わず、またスタイル層を問わずに楽しまれています。
自分の好きな色を、好きなように着る、そしてボロボロになっても着る、というのがウェッソンの正しい楽しみ方です。

 

フランスの方も何かと大変なようで、入荷が遅れていました。そもそも秋冬は遅れがちなので油断していましたが、さすがに今年は遅かったです。

カラーによっては季節性を感じますし、一方で定番カラーになると急に季節感のないアイテムとなるのがウェッソン。Fuzz では長い付き合いになりますが、入荷したらどんどん売れていくというよりは、みなさん各々のタイミングで買われていき、ぽつぽつと年中売れているという印象です。

ただ、ここ最近、在宅ワークのユニフォームにという方がちらほらといらっしゃり、微妙に売れ行きを伸ばしている感があります。なるほど、襟付きを着る必要がない場合には、いいかもしれませんんね。

しばらくは暑いのか寒いのか分からない日々が続くでしょうから、ウェッソンの活躍の場も増えるというものです。

 

SAINT JAMES – OUESSANT
size : T4 / T5 / T6
col : various
price : 10,800 (+tax)

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
03-6273-1172
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月曜定休
Family : FENEST Belle