SAINT JAMES – PIRIAC.

SAINT JAMES のピリアックが入荷しました。
今年は発注分が揃うのが早く、例年より少しだけ早くご紹介できます!

 

例年通りの基本的な商品説明を再掲します。

=========================

クラシックなバスクシャツの厚めの生地とは異なり、ピリアックは普通のTシャツと同じ、薄手の生地のカットソーとなります。

トレードマークのボートネックと左腕部分のブランドラベル、半袖としてはほんの少し長い袖、といったところが特徴です。
シルエットは細からず、太からず、ほどよく普通です。

定番的なカラーリング、独特のフランスなカラーリング、どちらも SAINT JAMES らしいと言えますので、純粋にお好きな色を手にとっていただきたいと思います。

=========================

今年も新色定番を交えて7色が追加されました。
定番を堂々と着るもよし、気分で選ぶもよし、クラシックアイテムといえど、あまり深く考える必要はありません。どんな着方も許される懐の深さがクラシックアイテムたる由縁です。

 

積みあがって、たくさんの色数となりました。毎年言っていますが、色合いの好さ、発色の美しさという部分にも注目してみてください。
『この色味は日本の生地では見られないなぁ』 というものが少なくないはずです。

 

SAINT JAMES – PIRIAC
col : Many
size : T3 / T4 / T5 / T6
price : 6,800 (+tax)

 

**************************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
03-6273-1172
Open 13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休
Family : FENEST Belle

 

BRENA – Open Collar Shirt SS.

BRENA の新作の半袖シャツが入荷しました。
ブラック、ネイビー、オリーブの3色展開。オープンカラーのきれいめカジュアルスタイルなシャツです。

 

ほのかに光沢感があるのは、コーマブロードという薄地で生地面のきれいなコットン生地によります。どことなく上品な印象で、珍しくストリート的なニュアンスも感じられて新鮮です。

 

基本的にオーバーサイズのシルエットでゆるっと着る設定です。開襟でサイドスリットが入り、身頃には軽く前後差がつけられ、全体的にクラシックベースではなく、カジュアルシャツのベースです。

 

他に特徴的なものとして、前立てのボタン裏、ポケット口、袖口裏に補強のテープがオックス地であしらわれています。このあたりはミリタリーを思わせ、元来は機能面でのディテールにさりげなく存在感を持たせてニュアンスとしているわけですが、ブラック、ネイビーは同色のテープが用いられているのに対し、オリーブ色のみ、あえて白のテープで少し強めのアクセントにしています。もしかしたら、オリーブだけミリタリーが強すぎてしまって、少し遠ざけたのかもしれません。

 

なんとなく今な雰囲気もあるし、なんとなくトレンド的な雰囲気とは違う気もするし、というのが BRENA の真骨頂だと僕は思っていて、このシャツも当てはまると思います。この分かりにくさが世の中的なブレイクを妨げる要因になっていると思いますが、どこまで狙っているのかというのは分かりません。性質的に狙ってできるようなことではなく、自然とそうなっているのではないかと推測していますが、いずれにしても、その加減が時に絶妙です。時に残念なことも無くはないのですが、すべて完璧となってしまうと、それはそれで信じにくい。

トレンド全開のアイテムを身に付けるとドキドキしてしまったり、妙に気恥ずかしいというのがある一方で、やっぱり今を感じられる服というのは身に付けていて気持ちがいいものですから、その矛盾をよく分からない方法で解決してくれている稀有なブランドだと思います。

 

BRENA – Open Collar Shirt SS
col : Black / Navy / Olive
size : 40 / 41 / 42
price : 17,380 (税込)

 

**************************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
03-6273-1172
Open 13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休
Family : FENEST Belle

 

The Skilled Workers – Linen BB Cap.

The Skilled Workers のリネンキャップがまさかの再登場です。
4月のはじめに入荷して、たいへん好評をいただきまして、ほどなく完売してしまったのですが、早かったおかげでもう一度生産を依頼することができました。今回もカラーは Fuzz の別注色。せっかくなので前回とまた違った配色でご用意しています。

 

背景がスポーツ系でなく、ストリート系でなく、アウトドア系でもない。
職人系帽子メーカーから出てきたキャップなので、ファッション的に強い “テイスト” がないのが一番の魅力だと思っています。あえて言うならそれこそファッション系でしょう。

キャップというアイテムは、バックボーンによってそれなりに強くテイストが感じられてしまうので、意外とその筋に沿っていないと難しかったりする気がします。
Fuzz としては、そもそもキャップがあまり得意でないという体質がありますから、こういったプレーンというか、ファッション的にフラットなものこそ我らに相応しいと思っており、スタイル層や年齢層を問わず、全方向に向けておすすめしてしまおうという魂胆なのです。

 

前面に裏から芯地が貼ってあり、フロントだけ腰を強くしていますので、リネン生地ながらも全体がふにゃっとつぶれてしまうということはありません。

また、基本的なベースボールキャップのようにツバに硬い芯が入っていないので、縁にワイヤーがわたしてあります。ですのでツバが硬くなくて、フレキシブルにカーブをつけることができ、なんとなく印象としても柔らかです。この点でスポーティーな感じから遠ざかっているような気がします。

 

あとは、リネンのキャップというアイテムが、アイテムとしてありがたいよね、ということだと思います。見た目も実際も涼しさがあり、これからの高温多湿のシーズンには強い味方になってくれることでしょう。

The Skilled Workers – Linen BB Cap
col : Natural / Navy / Charcoal
size : Free
price : 8,580 (税込)

 

----------

 

最も過ごしやすく、大好きな季節であるはずの5月なのに、もう7月に入ったような梅雨前線の活動っぷり。たいへん遺憾でありますが、リネンシャツの物色が再び旺盛になってきましたので、そこだけは嬉しい今日この頃です。着るものも一段先に進めるタイミングになってきましたね。

目下の話題はオリンピックとワクチンというところ集まっていますが、僕の最大の関心は、オリンピックと同じ時期くらいに行われるはずの地元の夏祭りの可否です。昨年は中止で、今年はどうなんだろうと。夜の密を発生させ、お酒の提供も欠かせず、さらには町内会の年寄り連中や地元の若手パリピのみなさんが跋扈する世界であり、悲観的な要因しか見出せないですから、まあ中止なんだろうな、とは思っているのですが。
ここまでイベントごとがいろいろと中止になってきましたが、その中で、この地元の夏祭りの中止が一番残念に思っていたことに気付いて我ながら意外でした。特にお祭り好きということでもなく、おみこしを担ぐわけでもなし、金魚すくいをするでもなし、宴会に興じるわけでもないにもかかわらず、すごく好きみたいなんです。どっぷり浸かるどころか、閉店時間を少し早めさせてもらって、少しふらふら歩きまわるだけなんですけどね。

なんにしても、できるかぎりオリンピック接種を急いで、ワクチンが安全に開催されるといいなぁ、と願うばかりでございます。

 

**************************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
03-6273-1172
Open 13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休
Family : FENEST Belle

 

HERALDIC BELTS – Ring Belt.

初登場となります HERALDIC BELTS のベルトをご紹介します。
イギリスの馬具系レザークラフトメーカーによるレザー+キャンバスのリングベルトです。

 

●HERALDIC BELTS
1990年、イギリス・ウースター州で革小物の工房として創業。40年近い馬具職人のキャリアを生かし、肉厚で堅牢なレザーと蝋引きの糸を用い、馬具と同じ製法で全工程手作業で生産しています。
全ての部材をイギリス国内から調達し、特にレザーはタンナーとして名高い SEDGWICK社のブライドルレザーを使うなど、イギリス製に誇りを持っています。

 

純英国産を誇りとするレザークラフト。現状、イギリスのものづくりの現場は非常に悪い状態が続いており、こういったブランドは本当に貴重な存在になっています。

考えてみると、イギリスというのはデザインというよりは職人の国であり、クラシックを職人が支えるという図式で尊敬を集めているのだと気が付きます。ものづくりの現場において、日本も直面していますが、職人の跡継ぎ不足の問題がまずあって、加えてEU離脱による移民、出稼ぎ外国人の減少など、働き手の問題も徐々に大きくなっているようです。
そこへもってきて、こんどは合理的なヨーロッパの国ですから、効率の観点から、意外と容赦なく工場をつぶしていくようで、結果的に縫製工場を中心にものづくりの工場が徐々に姿を消すことになり、メイド・イン・イングランドそのものが危機的な状況になってきている、という流れです。

大きな流れとしては、Burberry が完全に中国生産に切り替えたところがターンニングポイントとなり、そこから本格的に工場が減り続け、現在では中小規模の工場がほとんど無くなってしまい、大きいところが数えられるほどになってしまっていると聞いています。
フランスなども似たような状況だとは思いますが、フランスはデザインの国でありますから、イギリスほどは声高には言われないのでしょう。デザインには感性、クラシックには技術、それぞれ誇りを持って長年かけてつくられた土壌が○×△、、、

とと、前置きの余談が長くなってしまいました。

 

やはりクラシックなオールレザーのベルトが定番モデルとしてあるのですが、Fuzz では先に Martin Faizey がありますので、こちらでは少し変化球でいこうということで、このベルトを選びました。

しっかりしたメーカーなので、軽快なキャンバスのリングベルトといっても、ずしっとしっかりした重厚感があり、モノの好さを感じさせてくれます。

 

あまり細かいことを考えずに、幅広く使っていただいて大丈夫です。
よく言いますが、淡白になりがちな春夏の軽装の際に、ほどよいアクセントになってくれると思います。

 

HERALDIC BELTS – Ring Belt
col : Black / Green / Stone
size : 30 / 32 / 34
price : 8,580 (税込)

 

**************************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
03-6273-1172
Open 13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休
Family : FENEST Belle