Walsh.

Walsh のスニーカーが新たに2型、入荷してきました。
先行の Horwich と合わせて合計3モデル、見ごたえのあるラインナップとなりました!

 

今回の2モデルもしっかり重厚感があり、質感と配色も相まって、見栄えのするルックスを備えています。先日ご紹介したモデルもそうですが、何か高貴な薫りさえするような、純イギリスブランドによるイギリスメイドなればこその凛とした佇まいが一番にくる魅力になっていると思います。

Walsh のスニーカーは、どちらかというと革靴Lover が満足するスニーカーであり、スニーカーにスポーティなテイストや軽さを求めるよりは、革靴と同レベルで、かつ革靴には無い魅力を求める層に支持されるであろうと、わたくしは見立てています。
そういった層のみなさんは、しっかりした基準をもち、しっかりした審美眼を備え、そして実はとても分かりやすく、スニーカーに対しても純粋な「格好よさ」を求めている方々がほとんどではないかと思っています。ですから、質感や配色、スタイリングした時の雰囲気、といったことがより重要になってくるであろうと考えているしだいです。

そういう観点でセレクトしているシューズたちでありますが、普通に頑丈で、素晴らしく穿きやすいということも是非お伝えしておきたいと思います。

 

合わせやすさのあるカラーのブリティッシュトレーナー型、New Glory SU 。

Outline
80年代初頭に作られたプレミアムラインのロードランニングスタイルシューズ 〈NEW GLORY〉。軽量かつ通気性も優れ、足元の安定も取れている画期的なアイテムでした。
そのクラシカルなスタイルをアップデートしたブリティッシュトレーナースタイルです。重厚な素材使いとシックな配色により、ストリートで映える佇まいとなっています。

 

Walsh / New Glory SU
col : Tortie
size : UK7 / UK8 / UK9
price : 33,000 (税込)

 

こちらもトレーナー系シューズのタイプ。ワキシースエードで水に強いレザーを使っている Fierce+。

Outline
ブランド初期に作られていたコブラレースやシルバーデールより快適かつランニングやトレーニングに耐えられるように、70年代後半に開発されたロードランニングモデルの〈FIERCE〉。
Waxy Suede にてヘリテージ感のあるレザースタイルとなってアップデートしたモデルとなります。

 

Walsh – Fierce+
col : Elder
size : UK7 / UK8 / UK9
price : 31,900 (税込)

 

オールレザーの上質なブリティッシュ・スニーカー。
稀有な存在です。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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11月14日(月) 定休日
11月21日(月) 定休日

SOUTIENCOL – Slip On.

今年もやってきました、SOUTIENCOL の Slip On コートです。
今シーズンは、定番のベージュ、新色の玉虫カーキ、2色での展開となります。

 

ベージュはここ数シーズン定番として続いているカラーで変更はありません。新色のカーキは玉虫のカーキとなっており、両色とも、バーバリークロスによるステンカラーコートの大定番といえる間違いないカラーとなっております。

 

恒例の Fuzz 公式の商品説明です。

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SOUTIENCOL のマスターピースと呼ばれ長年展開されているステンカラーコート “Slip On”。

ファブリックはクラシックなOlmetex 社のイタリア製バーバリークロス(コットンギャバジン)。 しっかり目が詰まり、滑らかで強靭な生地となります。

Slip On が評価される大きなポイントでもあるラグランスリーブのナチュラルショルダーは、肩から袖にかけて自然な曲線を描き、肩の大きい、小さいを問わずに美しく見せます。ジャケットの上からのオーバーコートとして定義されていますので、アームホールは相応の大きさがございますが、この肩まわりの秀逸なパターンニングによって、ばたつかず、ジャケットを着ても、着ていない状態でも、美しいシルエットをつくり出してくれます。
スリーブは一枚袖のつくりで、これもこだわりのディテールとなりますが、シームを最低限にすることでより美しく見せるためのものです。

ファスナー留めのデタッチャブルのライナー、袖口のベルトの仕様、クラシックなAラインシルエット、などなど、すべてがクラシックな仕様でつくられており、流行に左右されずに、時代の変化にも揺るがない内容となっており、 20年前からパターンやディテールを変えずにつくりつづけられていることがこれを証明しています。

確かな品質、トラディショナルなディテール、そしてSOUTIENCOL の真骨頂でもあるベストバランスなシルエットと3拍子揃い、間違いなく長く愛用していただけるコートであると言えます。

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細かな仕様変更などはありませんが、ライナーの柄は変わっています。
今シーズンはマッケンジーのチェックです。

 

もう一つ、仕様以外での変更がありまして、それはサイズ表記です。
今回から、他の SOUTIENCOL アイテム同様の1、2、3、、の表記となります。
したがいまして、一応これまでの表記との対応を記しておきましょう。

42 → 1
44 → 2
46 → 3
48 → 4

後から追加で42というサイズができましたので、少しだけ分かりにくくなっているかもしれません。
今回は2、3、4、という扱いにさせていただいていますが、イメージとしてはこれでSML と捉えていただいて大丈夫かと思います。1はXSサイズという感覚です。

 

『Slip On コートについて』 by 三浦俊彦

素材も型紙もサイズも中の芯地に至るまで、25年前から何ら変わっていない。デザインした当初はベーシックなステンカラーコートの拘りノウハウをこの新型に落とし込んだ。「男のコート姿は後姿に色気がある」が持論で、特に裾が歩くたびに揺れることに粋を感じる。この部分の芯地が重要で理想の芯地を使っている。コートの襟の型紙は外回りのバランスが重要で、地衿は 1mm 控えてある。地衿芯は以前は、エラス芯といってテーラードと同じホルマリンで加工されたジュート麻をバイアスにカットして使っていたが、現在このエラス芯が劇薬指定で使えなくなり、似かよりになった。

コートづくりのノウハウはデザイナーになる以前、生産の経験によるところが大きい。もちろんAラインのシルエットと絶妙な着丈のバランスがこのコートの真骨頂。コートは他のアイテムと違い、打ち合わせが深くボタンが奥に付いている。台衿付きなので第一ボタンにかけて微妙にカーブしている。これは服の基本を熟知している証拠。
雨ブタのフラップ(ガンパッチではない)や雲型フラップ、背のヨークなどは古い英国のトレンチコートのデザイン。1枚袖ラグランはナチュラルショルダーを標榜するデザイナー三浦の拘りでもあり、研究され尽くしている。

素材はイタリアのコート素材の老舗 Olmetex者のバーバリーに拘り、同じクオリティを当初から使い続けている。使うほどに風合いも良くなり経年変化を楽しめる素材です。この会社は環境にも関心が深く、数年前には撥水加工の溶剤を環境負荷の高かったデュポン社製を止めて他社に切り替えました。撥水効果の劣化は少なく、少々の雨でもはじき快適です。
昔はレインコートの老舗B社も使っていましたが、今が高価で使えません。これだけ打ち込みのいいバーバリーは Olmetex社だけ。
数年前、このOlmetex社と三浦のコラボした素材がパリのプルミエール・ヴィジョンで発表されたことがある。長年築き上げられた信頼関係もあり、バーバリーの別注色でオリーブやラズベリーレッドをオリジナルでつくって好評だった。

縫製工場は、元々B社のバーバリーのコートを縫っていた工場で、近年最高のコートが仕上がった。工場泣かせの目の詰まったバーバリーで縫いづらく、ライナー付きでパーツも多く嫌がられる要素いっぱい。年々国内の縫製も難しくなる中、貴重な工場でマスターピースはつくり続けています。

 

SOUTIENCOL – Slip On
col : Beige / Khaki
size : 44 / 46 / 48
price : 126,500 (税込)

 

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11月7日(月) 定休日
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Gloverall – Duffle Coat.

Gloverall のダッフルコートが入荷しました。
少々ご無沙汰していましたが、久々に登場です!

 

● Gloverall
1951年創業、ダッフルコートをメインプロダクトとするイギリスの老舗メーカーです。
仕立て業を起源とするメーカーですが、払い下げの軍用ダッフルコートを販売する機会を得て、その後すぐに自社でダッフルコートの生産を開始しました。
仕立て業の技術を基に、デザイン面でも磨きをかけることを続け、現在ではダッフルコートの代名詞と言えるような存在となっています。
グローバーオールのダッフルコートは世界中の人々に愛される普遍的なアイテムとして認知されています。

 

もうけっこうな前になってしまいますが、Fuzz のラインナップがほとんど全てインポートブランドで占められていた時代、冬アウターの一番手がこの Gloverall のダッフルコートでした。
その後国内ブランドの扱いも増えてきて、ラインナップが少しずつ変化し、拡大していきましたが、それでも毎年とはいかなくなりましたが継続していました。そんなところへ2年前でしょうか、輸入元になる国内エージェントが変わってしまって扱えなくなった時期が加わり、なんだかブランクを感じるほど久々の登場となってしまいました。

今年から元の輸入商社に戻り、以前のように展開できることになりました。
やはり、変わらざるものグローバーオールのダッフルコートのごとし、ということわざにもある通り、流行に関係なく、色褪せない普遍的なアイテムということで、在庫が無くなればお店に並べてみなさんにおすすめしたくなります。

 

ダッフルコートと言えば!というポジションにあるブランドですから、ベーシックなダッフルコートのモデルで数種類ラインナップされています。
今回選んだのは、その中でも最も定番的な位置づけになっているモデルであり、もっともカジュアルシーンで使いやすいバランスでつくられていると思います。

カジュアルユースでの定番は Monty だという向きもあるかもしれませんが、Monty というモデルは、この正統派の定番型あっての対比であるような気がします。Fuzz ではこれまで Monty を扱ったことがなく、常にこの正統派タイプを 『ブリティッシュである!』 という見解でセレクトしてきた歴史があります。
(いずれ機会があれば Monty も扱いたいとは思っていますが、、)

 

Outline
グローバーオールのダッフルコートのうち一番の定番となるモデルです。
一体型フードにチンストラップ、フロントのトッグル、ダブルフェイスのウールメルトン、裏側がブラックウォッチ柄、クラシックなスタイルのダッフルコートとなります。
オーバーコート仕様の完全なトラッドなモデルではなく、適度なシェイプが為され、細すぎず緩すぎずのスタンダードフィット、ハーフコート丈というバランスとなり、カジュアルユースでストレスの無いシルエットで着ていただけるものとなっています。
生地はしっかり厚みがあり、ダッフルコートならではのダブルフェイスの一重仕立てとなっています。
流行に左右されず、老若男女やスタイル層を問わず、自分の着方で楽しめる普遍的なアウターコートです。

 

しっかりした素材と過不足ないディテールがあり、オリジナルゆえの余裕からか、目を惹くようなアクセントを加えることもなく、すべてが堂々たる “ベーシック” です。

 

本当のトラッドアイテムとしてのダッフルコートは、もっとかなりルーズで、袖筒も太いオーバーコートのつくりですが、このモデルはほどよくすっきりしていて、それでいてタイトということでもなく、また丈感も短すぎず、長すぎず、本当に普通のバランスです。
Gloverall のダッフルコートに関しては、定番アイテムなればこそ普通が一番という考え方で、実際問題で飽きずに長く使えるのは、サイジングやシルエットが 『普通』 のものだと思います。
そして、インパクトやイマドキ感と引き換えに、クラシックであるがゆえの落ち着きや上品な雰囲気というものが手に入るのだと思います。

長く使っていくしっかりした冬アウターをお探しの際には、是非選択肢に加えていただけたらと思います。

 

Gloverall – Duffle Coat
col : Navy
size : 36 / 38 / 40
price : 84,700 (税込)

 

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ARBRE – Wool Trousers.

ARBRE より、ウールのトラウザーが入荷しました。
定番型に Fuzz 好みの生地を載せ替えていただきました!

 

ARBRE の定番トラウザーは、スリムフィットの格好いい系です。このスタイルに、トラッドかつ上質なウールフランネルを、なんとなくフランスなどのヨーロッパの雰囲気を感じる色調を選んで、別注としてお願いしました。

こういった、シンプルで細いパンツを、シンプルに合わせるスタイルは、やはりヨーロッパ的といいますか、トレンドどうこうとは関係なく格好いいと感じます。
ウールの細身スラックスに、無地のニット、すっきりしたテーラードジャケット、丈の短いレザーのブルゾン、ボリュームの小さいローファー、ボリュームの大きいブーツ、、、

あまり足し過ぎず、あくまでシンプルにさりげなく、という感じがイメージでしょうか。

 

しっかり暖かそうな、そして実際暖かい、ウールフランネル。でも厚すぎない地厚の上質なフラノ生地で、ブラウン・グレー・ブラックの秋冬ならではの色調のチェック柄と、やさしい色調のモカブラウンの単色、2色でご用意しました。

 

こちらがチェック柄。

 

持出、天狗、コインポケット、腿裏地、、トラウザーの基本的なディテールをしっかり搭載した堅実なつくりとなっています。
裾は股下90センチで振らしてあり、三つ折り、シングル、ダブル、好みのスタイルで始末できます。

 

171 cm、ウエストは32インチを穿くことがほとんどのわたくしが48を穿いています。この身長で46を穿く人も多いと思いますが、するともう少しすっきり見えるはずです。これでもしっかりすっきり感はありますが。

股上が浅めなので、お腹が出ているいないは、案外関係なかったりします。お腹の下で穿いていこうぜというスタイルです。

 

ARBRE – Basic Slim Trouser *Wool Flannel
col : Brown Check
size : 44 / 46 / 48 / 50
price 25,300 (税込)

 

単色モカブラウンもやはり秋冬らしくて素晴らしい色味です。
こちらはビジネスユースも視野に入るかもしれません。

 

こういった色合いですと、ブラウン~ベージュのワントーンの着合わせなどが頭をちらつきます。
シルエットがシンプルな分、色合わせでセンスを見せていきたいところです。

 

ARBRE – Basic Slim Trouser *Wool Flannel
col : Brown
size : 44 / 46 / 48 / 50
price 23,100 (税込)

 

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先日アナウンスしましたが、11月3日(木)の祝日は、ロングオープンデイということで、営業時間を少し長めます。(11時~20時の営業)
そこへタイミングよく、本日、SOUTIENCOL の Slip On コート、Gloverall のダッフルコートが届きましたので、店頭に並べておきます。

秋たけなわで、冬ものも店頭に並びはじめ、なかなかのボリュームです。秋冬シーズンの本番は、まさにここからだと思いますので、しっかり盛り上がっていきましょう。

ということで、ご来店をお待ちしております!

 

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